消化器内科takoitaのメモ

消化器内科医takoitaのメモ

消化器内科医のメモ用ブログ 自分用のまとめなので記事が重複している場合があります。なにかご指摘や追加の情報あればご連絡ください。

消化器内科

食道顆粒細胞腫の診断と治療

病態 顆粒細胞腫は皮膚及び皮下、舌、乳腺に好発するSchwann細胞由来の腫瘍。

パテンシーカプセルについて

消化管開通性評価のための消化管開通性確認用カプセル

Heyde症候群

病態 高度な大動脈狭窄に伴う消化管出血。 後天性von Willebrand病をベースに毛細血管の拡張を伴う消化管血管異形成部(angiodysplasia)からの出血をきたす疾患。

原発性硬化性胆管炎(PSC)の診断と治療

primary sclerosing cholangitis 病態 肝内外の胆管に多発性・びまん性の狭窄が生じ、胆汁うっ滞を来す慢性肝疾患。

ERCP略語集

EUS略語集

UGT1A1遺伝子について

UGT1A1は肝臓のUDPグルクロン酸転移酵素(UGT)の分子種の一つ。 イリノテカン(CPT-11®、カンプト®)の代謝酵素。

消化管神経内分泌腫瘍(NEN、NET、NEC)

神経内分泌腫瘍(NEN,neuroendocrine neoplasm)

大腸内視鏡の前処置

食道静脈瘤に対する内視鏡治療(EIS、EVL)

PEG(経皮内視鏡的胃瘻造設術)の適応と禁忌

自己免疫性胃炎の病態と診断

自己免疫性胃炎(autoimune gastritis;AIG)、A型胃炎ともいう。

宿便性潰瘍の診断と治療

病態 大腸内に停留した糞便塊の圧迫による血流障害により生じる褥瘡潰瘍。 直腸~S状結腸に好発する。

急性出血性直腸潰瘍の診断と治療

病態 動脈硬化の要因を背景に血流低下の準備状態にある高齢者が、何らかの理由で寝たきり状態になり、下部直腸の粘膜血流低下を来し惹起される虚血性粘膜障害。

自己免疫性胃炎の病態と診断

自己免疫性胃炎(autoimune gastritis;AIG)、A型胃炎ともいう。

Mirrizi症候群の診断と治療

胆嚢管あるいはHartmann pouchに嵌頓した胆石が、総胆管を壁外性に圧排することで閉塞性黄疸をきたすもの。

ヨード不染帯について

定義 ヨード不染帯とは、食道内に撒布した際に茶褐色に染色されず黄白色を示す部分。 ヨード染色は、食道粘膜上皮の表層および有棘細胞層内に蓄えられているグリコーゲンとヨウ素が反応する化学反応を利用したもの。

食道粘膜剥離症の病態

exfoliation of esophageal mucosa

ヘルペス食道炎の診断と治療

病態 ヘルペスウイルス食道炎は、三叉神経節に潜伏感染しているHSV(herpes simplex virus)が再活性化し唾液中に排出され、食道重層扁平上皮に感染することにより発症すると考えられている。

サイトメガロウイルス食道炎の診断と治療

病態 非HIV感染者での発症は稀。 CD4値が100/μL以下のHIV感染者で好発する。

好酸球性食道炎の診断と治療

症状 典型的な症状として、食事のつかえ感、嚥下困難がある。 他に、胸やけや呑酸、心窩部痛。

粘膜脱症候群の診断と治療

粘膜脱症候群:mucosal prolapse syndrome(MPS)

憩室出血の診断と治療

病態 憩室出血は急性下部消化管出血の最多原因。

憩室炎の診断と治療

病態 憩室炎は、憩室の微小穿孔(microperforation)によって生じる憩室とその周囲の急性炎症。

食道カンジダ症の診断と治療

病態 HIV感染患者に最も多く、癌化学療法患者、ステロイド長期投与患者などの免疫不全患者がハイリスクグループとなる。

胃潰瘍の診断と治療

病態 胃の消化管壁が障害を受けて組織の欠損を生じる良性疾患。 病理組織学的に粘膜筋板までの欠損はびらんとして扱われ、粘膜下層以深に生じた病態を指す。

逆流性食道炎の診断と治療

病態 胃食道逆流症(gastroesophageal reflux disease:GERD)は、胃食道逆流(GER)により引き起こされる食道粘膜障害と煩わしい症状のいずれかまたは両者を引き起こす疾患。 食道粘膜障害を有する「びらん性GERD」と、症状のみを認める「非びらん性GERD」に分類さ…

Barrett食道の病態と診断

病態 胃酸や胆汁の逆流により下部食道の扁平上皮が円柱上皮に置換された状態(円柱上皮化生)。

好酸球性胃腸炎の診断と治療

症状 全消化管に炎症が及ぶ可能性があるが、食欲不振、嘔吐、腹痛、下痢、血便、体重減少、腹水などが見られる。 重症者では、消化管閉塞、腸破裂、腹膜炎を起こすことがある。

好酸球性食道炎の診断と治療

症状 典型的な症状として、食事のつかえ感、嚥下困難がある。 他に、胸やけや呑酸、心窩部痛。