消化器内科takoitaのメモ

消化器内科医takoitaのメモ

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十二指腸

Brunner腺過形成の病態と診断

病態 Brunner腺は十二指腸粘膜深層から粘膜下層に存在する外分泌腺。 球部でとくに発達し、肛門則にいくほど小さく減少する。

十二指腸リンパ管拡張の病態と診断

病態 リンパ流のうっ滞により腸管粘膜や腸間膜におけるリンパ管に拡張をきたした状態。 うっ滞によりリンパ液は乳び性となり、乳びの中には蛋白、脂肪、リンパ球が含まれる。

十二指腸リンパ腫の診断と治療

病態 十二指腸では濾胞性リンパ腫(FL;follicular lymphoma)が最も多く過半数を占める。 以降は、DLBCL、MALTリンパ腫、マントル細胞リンパ腫(MCL;mantle cell lymphoma)の順となる。