消化器内科takoitaのメモ

消化器内科医takoitaのメモ

消化器内科医のメモ用ブログ 自分用のまとめなので記事が重複している場合があります。なにかご指摘や追加の情報あればご連絡ください。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

持効型インスリン製剤の違い

インスリングラルギン:ランタス® インスリンデテミル:レベミル® インスリンデグルデク:トレシーバ® などが代表的

血小板濃厚液投与の基準

血小板濃厚液は採血後4日間しか保存できない。 常時必要量が病院にあるとは限らず、血小板も採血しなければ測定できない。 無駄に使えないが必要な際は投与しなければ生死に関わる。 個々の症例によって必要性は考慮しなければならないが、ガイドラインによ…

酸素飽和度と酸素供給量

覚書 酸素飽和度 SpO2は経皮的な脈波で計測した酸素飽和度

代謝性アシドーシスの鑑別

体内での酸の生産増加、酸の排泄障害、HCO3の喪失などによって起きる。

代謝性アシドーシスに対するメイロンでの補正

そもそもの酸塩基平衡異常の治療は原則として原因の鑑別と除去である。 しかし、pHが悪い場合(pH<7.15など)は対症療法が行われる場合もある。

気管切開への移行・利点・欠点

ICU

挿管による人工呼吸器管理が長期に及んだ場合、気管切開術が必要となる。

鎮静評価のRASS

ICU

RASS( Richmond Agitation- Sedation Scale) 和訳でリッチモンド興奮(不穏)-鎮静スケールらしい

ICUでの鎮静の薬剤

ICU

徐脈+ショック

血圧低下時は通常は頻脈となり、逆に徐脈+ショックとなるのは特別な状態。

相対的徐脈

発熱の割に脈拍が上昇しないもの。 正常ならば、体温0.5度上昇でHR約10上昇する。

腸閉塞とCT

急性腹症診療ガイドライン2015に準じて当ブログでは、機械性イレウスに相当する病態を腸閉塞、機能性イレウスに相当するものをイレウス(腸管麻痺)と呼称する事にする。