消化器内科takoitaのメモ

消化器内科医takoitaのメモ

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2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

AKIに対する緊急透析の適応

体液量、電解質、酸塩基平衡の致死的になりうる変化がある場合は速やかに透析を行う。

急性腎障害(AKI)の初期対応

腎機能障害を認めた際

輸液の種類

体液量の変化

健常者で失われる体液は、尿・便・不感蒸排泄が主となる 入る量は、経口摂取・体内での代謝水・輸液となる

CPA

ノルアドレナリン抵抗性の難治性ショックに対して

ICU

敗血症性ショックや出血性ショックなどで、十分な輸液とノルアドレナリンの投与をしても血圧が上昇しないようなノルアドレナリン抵抗性の難治性ショックを経験することがある。

ノルアドレナリンとドパミンの違いと使い方

ショックの種類・初期対応

急性膵炎の診断・治療

症状 初発症状としては頻度順に 腹痛(特に心窩部痛)(88.6%)嘔気・嘔吐(18.7%)背部痛(11.1%) 高熱(5.0%) が認められやすい

レジオネラ肺炎の診断の一助

レジオネラの尿中抗原は迅速性に優れるがレジオネラの血清型1以外には感度が低い。重症型では血清型1が大部分を占めるといわれ、日本でのレジオネラ肺炎の44–80%は血清型1型と言われる。

重症肺炎でレジオネラを疑う理由

なぜ重症肺炎でレジオネラを疑うのか 市中肺炎におけるレジオネラ肺炎の確率はおよそ1% しかし、呼吸不全を示すような重症肺炎では肺炎球菌性肺炎(18.2%)についでレジオネラ肺炎(14.4%)が多い

入院患者の輸液

まず考え方として最低限必要な維持輸液と治療に必要な補充輸液がある 維持輸液は1日で失われる水分・電解質を補う 補充輸液は不足している水分・電解質を補う

アナフィラキシーショックへの対応

アナフィラキシーとは アレルゲンの侵入で全身性にアレルギー症状・生命に危機のある反応

激しい胸痛の鑑別

年齢や発症状況で鑑別の上位は変わる

腸閉塞への対応

機械的閉塞があるものを腸閉塞 腸管麻痺に起因するものをイレウス、という