消化器内科takoitaのメモ

消化器内科医takoitaのメモ

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2020-01-01から1年間の記事一覧

虚血性腸炎の診断と治療

病態 主幹動静脈の障害を伴わずに大腸粘膜の虚血を起こす疾患。

腸結核の診断と治療

病態 結核菌の感染による腸管の炎症。 肺結核感染からの続発性腸結核と、肺結核を伴わない原発性腸結核に分けられる。

脂肪肝について

病態 定義「何らかの代謝異常のため、肝小葉の1/3以上の領域で、肝細胞に著明な脂肪滴の蓄積を認め、それ以外の形態学的異常を認めないもの」

腸管ベーチェット病の診断と治療

病態 ベーチェット病は、口腔粘膜のアフタ性潰瘍、外陰部潰瘍、皮膚症状、眼症状を主症状とする慢性再発性の全身炎症性疾患。

粘膜脱症候群の診断と治療

粘膜脱症候群:mucosal prolapse syndrome(MPS)

中毒性巨大結腸症の診断と治療

病態 全身の中毒症状(発熱、脱水、意識障害など)を伴う、大腸の非閉塞性拡張(>6cm)が見られる大腸炎である。

肛門周囲膿瘍・瘻孔の診断と治療

病態 肛門周囲膿瘍は大部分が肛門陰窩に開口する肛門腺に細菌が侵入することで膿瘍を形成したものである。

ストレス潰瘍、ストレス関連粘膜障害(SMRD)について

概要 ストレス潰瘍、消化管出血を含めたストレス関連粘膜障害(SRMD) SMRDから消化管出血が起こると合併症、死亡率は上昇する。

鉄剤の種類・違い

・鉄の吸収 食事中の鉄はヘム鉄と非ヘム鉄(イオン化鉄)に分けられる。 非ヘム鉄はより吸収されにくい。

急性胆管炎の診断と治療

病態 胆管炎とは胆管内に急性炎症が発生した病態。 胆管内に著明に増加した細菌の存在、細菌またはエンドトキシンが血流内に逆流するような胆管内圧の上昇、の2因子が不可欠。

内視鏡処置具・デバイスの違い

生検鉗子

ESDデバイスの名前と種類

局注液

湿疹・皮膚炎の初期対応

皮疹 紅斑、丘疹、びらん、痂皮、鱗屑の形成など。混在してみられる。 急激な皮膚症状の変化はみられず、治癒の過程で色素沈着や苔癬化を伴う。

輪状甲状間膜穿刺・切開のやり方

最も多い声門上異物の場合を考える。 窒息を疑う場合、1歳以上ではHeimlich法を試みる。 反応がなくなった場合は心肺蘇生を開始する。

気管カニューレの違い

ICU

違いは以下の4点で考える。 ・複管or単管 ・カフ付きorカフなし ・側孔付きor側孔なし ・レティナ