2018-09-09 片麻痺を見た時の鑑別 神経内科 片麻痺とは一側性に見られる上下肢の運動麻痺(完全麻痺もしくは不全麻痺)の事。 片麻痺を見たら真っ先に考えるのは頭蓋内病変であるが、例外もある 低血糖などの除外は忘れない様にしたい また、片麻痺を呈する原因部分として解剖的に脳、脳幹、脊髄(頸髄)、末梢神経、筋肉を順番に考えていく事も有効らしい 頭蓋内病変 脳出血、脳梗塞、 慢性硬膜下血腫、脳腫瘍 出血性病変 大動脈解離、椎骨動脈解離、頸髄硬膜外血腫 代謝性 低血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、高浸透圧性高血糖症 参考 研修医当直御法度百例帖第二版 主訴<片麻痺>の最大のピットフォールはアレ!:日経メディカル