消化器内科takoitaのメモ

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アセトアミノフェンとNSAIDsの使い分け

アセトアミノフェンは鎮痛・解熱作用があるが抗炎症作用を殆どもたない。しかし、NSAIDsよりも副作用的に使いやすい

 

 

  • NSAIDsの副作用

消化性潰瘍・出血

抗血小板作用による出血リスク増大

NSAIDs過敏症(アスピリン喘息)

急性腎障害

が有名

また、妊婦や授乳婦には投与しにくい

 

肝障害が起こりうる事には留意する

低栄養・肝障害の人でグルタチオンが枯渇することによりアセトアミノフェン活性型代謝物が肝細胞壊死を引き起こすためらしい

腎障害患者にはNSAIDsより使いやすい?使用は最小限で

 

参考

日本ペインクリニック学会

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